ハイヤーセルフの導きがインドで私に与えてくれたもの3 Body編

2017/08/10

ダイナミック瞑想という私の方式はまず呼吸から始まる。
というのも、呼吸こそ存在に深く根ざしているものだからだ。
あなたはそれに注意を払ったことなどないかもしれない。
だが、もし自分の呼吸を変えることができたら、あなたは多くのものを変えられる。
呼吸を注意深く見守ったら、自分が怒っているときは、呼吸にある特定の律動があることがわかるだろう。
恋しているときは恋しているときで、またまったく別の律動がある。
同じように、くつろいでいるときはまた別なふうに呼吸し、緊張しているときはもうひとつ別なふうに呼吸する。
くつろいでいるときと同じように呼吸しながら同時に怒ることはできない。
それは不可能だ。性的に興奮しているときには、あなたの呼吸は変わる。
その呼吸を変わるままに変わらせなかったら、その性的興奮は自動的に落ちていく。
つまり、呼吸はあなたの精神状態に深くかかわり合っているということだ。
OSHO

上のOSHOの言葉を読んだ時、「知ってますよ〜〜〜。出来てますから!」と、まず、セラピスト歴にプライドを持っている私のエゴは答える。
若しくは、呼吸の大切さをどこからも知識として聞いたことのない方は、「呼吸?それは意識してすることではなく、当たり前にいつもしていることですよね。どうして呼吸がそんなに大切なのですか?」と思うかもしれない。


私は上記のように、セラピストという立場上、呼吸が大切なことだということは、十分に知っているつもりでいた。そして、私は落ち着いた深い呼吸が出来ているとも思ってもいた!
が、しかしっ!
。。。数日、瞑想を続け、体が、心が軽くなっていっているのを感じ始めていたものの、早朝のOSHOダイナミックメディテーションに行く前の苦痛、ネガティブな感覚は相変わらず酷いものだった。
夜、かなりスッキリした良い状態で眠り、熟睡しているにも関わらず、朝は必ず重だるい倦怠感が心にも体にもベタ〜〜〜〜ッと貼りつき、戻ってくる。(苦)
その貼りついている苦しさをダイナミック瞑想で毎朝、壊す。混沌とした激しい、リズムのない無秩序な呼吸は、深いところからパターンを壊し、エネルギーを解放していくようだと、気づき始めていた。

自分の過去からの思考パターンも瞑想中にクリアに見せられる。
ぼんやりしていたエゴのパターンが瞑想を重ねるたびに鮮明になっていく。
初日、2日目、3日目と明らかに体の軽さも違う。

でも、なにか奥の方でうずき、解放できない深いものを感じていて、自分一人ではそこまで到達できていない感覚もあり、少しもがき始めてもいた。

今回、私が参加したのはLiving in Meditation Plus 14daysというプログラム。
終日の瞑想の他に、個人セッション、(1対1で行う個別に必要な心とからだへのセッション ex アーユルベーダー、エナジーヒーリング、個別カウンセリング等々…)とグループでのコース(ex ボディ&マインドバランシンング、無の境地への誘導を助けるグループ、深いところ、過去から現在までののトラウマや心の癖を癒すためのグループ等々…)

瞑想をより深めるためのサポート的役割をするとのことで数セッション、数グループを選び、受けることができる。

私はBody&Mindバランスへのアプローチから今後、Aroma.Ya.Soraのお客様により良いセッションを提供していくための新しい手法を体験するため、Body&Mind Balancingのグループのコースに申し込んだ。
そして、個人セッションには、アーユルベーダーの手法に興味があったので、体験することにより、お客様に更に深い内容での施術が提供できるようになると思い、選択。

ところが! Body&Mindのグループのコースには参加希望者が少なかったため、ファシリテーターから個人セッションを受けることになり、私自身の体の使い方、エナジーレベルを観てもらうことに流れが変わった。

「個人セッションなんか、受けたくない〜!それに、私は必要ないし。」と私のエゴは相変わらず文句や拒絶の反応。本当に逐一うるさいのだ。
また、希望していた個人セッション、アーユルベーダーのセラピストはその時、不在で受けられないことになった。楽しみにしていたコースと個人セッションだったので、私のエゴは最初、ガッカリ。。。(ノД`)

「せっかく楽しみにしていたのになんで〜〜〜〜????!!!」

でも、この流れも宇宙からのオーガナイズに違いないと思い直し、成り行きに任せてみることに。

まず、Body&Mind Balancingの個人セッション。
大きな鏡のある部屋でファシリテーターと一緒に自分の体の癖、バランス、使い方をチェック。
上半身にかなり強い緊張があることが発覚!力を抜きたくても自力で抜くことができなかった。
そのため、呼吸が浅く、胸郭は狭くなり、骨、筋肉その他その周りの全ての組織が固まり、動かない。
胸は前後、左右から押しつぶされた様になっていることが解った。
柔軟に動かしたい、呼吸をしたいと思ってもその都度、変なところに力を入れて体を動かしている自分が鏡に映し出される。

「こんなに不自由な体の使い方を今までしてきたのか。。。愕然!」

鏡に映された自分の姿を見て、最初、強いショックを受けた…
なぜなら、セラピーの世界に長い間携わっていて、それなりに知識もあり、自分でも出来ていると本当に思い込んでいたからっ!(´・ω・`)

医者の無養生という言葉があるが実は自分もそれに近い物もあったのかもしれない。
ムムム。。。認めたくないが認めざるを得ない。鏡の中の自分…
クライアントさんにお伝えする前に、自分の実践的な改善が必要だったのだ。
しかも!個人セッションで私特有の癖を認め、そこからの修正が必要だった。
まずは、自分の体の改善がなされなければ、他人のことはできない。と宇宙から示されている感じがした。
「すみません〜〜〜。そこからですよね〜〜〜。。。。」(笑) まさに、そんな心境!

チェックの後、体の使い方を本来の状態に戻していき、柔軟にしていく方法をファシリテーターから指導を受ける。ひとつ、ひとつやってみる。お腹からの呼吸に完全に変えて意識してみると上手くできたときは、手の先、足の先までエネルギーが満たされていき、血が巡り、温かくなっていくことをセッションの中で少しづつ体験していく。
ああ、こんな感じで呼吸をすれば良いのか!と少し体感を掴んだところでセッションは終了。
あとは、瞑想中、日常の時間に腹呼吸(Hara Energy)を意識して、鏡の前で自分の体をチェックしていくように。との宿題をもらった。

そこから、数日…どの瞑想を行う時も(OSHO 瞑想には沢山の種類の瞑想がある)お腹からの呼吸に意識を集中。自分の体の動きを注意深く見守ることに。

すると、変化がおとずれた。お腹から、胸に上がってくる呼吸によって、自分の体の中心、本当に真ん中の真ん中に気道がしっかり確保され、そのパイプが徐々に徐々に吸う、吐き出すという行為の中、開かれていっている!
新鮮な酸素が体全身を循環していく感覚がわかるようになってきた!
この感覚がとっても心地いい〜〜〜〜???

まさに、狭まり、詰まっていたパイプを新鮮な空気で開通していっている感じ。

と、同時に狭まっていた胸郭が開かれていっているためなのか、風邪をひいているわけではないのに、咳が出だしてきた。(徐々に、この咳は止まらないくらいになっていくほど深い物だということは後から知ることになる。。。)

からだの使い方が変わり、同時にマインドにも大きな変化がやってくる。
朝の目覚め、重だるい感じは徐々に軽くなっていることに気づき始めた。
呼吸とネガティブマインド、体の緊張、不自由な動き(もちろん、これが慢性的な肩こり、背中の痛みに繋がっていたことは言うまでもない)は全て繋がっていた。

こころもからだも一日、一日解放されていっている。。。

確かな手応えは宇宙から与えられ続ける全てのオーガナイズに益々感謝せずにはいられない境地に毎瞬、毎瞬なっていく。。。そんな感覚だった。

50年近く生きてきてここでまた新たに生まれ変わっていく感覚を味わうことができるなんて人生にはまだまだ知らないことばかりだなぁ。と新たなことを体験していく喜びと目覚めの新鮮な感覚。ああ、しあわせだ〜〜〜。(^◇^)

対して、アーユルベーダの個人セッションの代わりのものを何にしたら良いのか、自分では解らなかったので、どんなものかなぁ。と数あるコースやセッションの内容を確認しながら模索していた。

「ま、そのうちこれも導かれていくのかな。。。」
そんな風に宇宙からのオーガナイズにいいかげん、身を任せようと思っている自分と、
「早く選ばなくて大丈夫?日にちが迫ってくるよ〜〜。さっさと考えて決めないとだめなんじゃない?」。。。
「プログラムの中に入っていること全て網羅しないと損しちゃうよ〜」
などと私を急き立て、不安をあおっててくるエゴの声。ほんとにマインドは終始おしゃべりだ。w

そこに、次なる展開が(衝撃?!)がやってくることになる。。。


つづく

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