O脚、変形性膝関節症におけるホリスティックケア
2016/09/21
O脚、変形性膝関節症でお悩みの方へ
みなさん、こんにちは。早いものであっと言う間に9月です。みなさんはいかがお過ごしですか?
Aroma.Ya.Soraのここ最近のお客様は、O脚でお悩みの方、若しくは膝の痛みを治したくていらっしゃる方が何故か、集中。。。!
「整形外科に行っても痛みがとれない」
「あちこち行ってみたけどどこに行っても良くならなかった…」
「毎回注射を打ち続けるのが苦痛…」
「この痛みは一生つきあっていかなくてはならないものなの???」
というお悩みの方々の最後の終着点が何故か…Aroma.Ya.Sora…!OMG (>_<)
もっと早く来てほしいですね〜〜〜。
この仕事をしていての7不思議なのですが…
同じ悩みを持った方が同じ時期に来店される。
この法則にもいつも驚かされます。 ( ゜o゜)
…ということは、この情報を必要としている人がまだ身近にいらっしゃるはず…!
ということで、どこに行ったら良くなるのか。と迷っていらっしゃる次の方が出来るだけ早くお越しいただけるようにとの願いをこめて今日は書きたいと思います。
■O脚矯正、膝関節症の改善について、なぜホリスティックケアなのか
O脚や膝の痛みは、「膝が曲がっている」「痛いから」と言って膝だけ治せばいいという問題ではない。
やはり、全身の繋がりで診ていく必要があると思っています。
まず、この図を見てください。
これはよくありがちなO脚の方の一つのパターンです。
皆さんもご承知のように、人間のカラダは加齢と共に使わない筋肉はだら〜〜〜〜っと筋肉が緩みがちになります。
そのバランスが悪くなると共に「各関節は広がり、潰れる。」という現象が起きやすくなってきます。
この現象を下半身に当てはめてみると骨盤が広がり、股関節がそれと同時に広がり、太ももの内側の筋肉、内転筋が弱くなっていることにより膝関節が広がり潰れ、荷重がかかることによって膝の関節の本来確保されるべきスペースが圧迫され、骨やクッションの働きをしている半月板がこすれてすり減ってしまう。。。
この場合太ももの内側の筋肉、内転筋が弱い代わりに外に広がった足の外側の筋肉、腸脛靭帯や前脛骨筋が固くなり不自然な形でバランスをとるようになってしまう。均等な力バランスで各筋肉が支え合っている状態ではなくなり、中間の関節、膝に負担が集中。そして変形性膝関節症の痛みが発症していくわけですね。
変形性膝関節症、O脚のパターンは幾通りかありますが、今回は先日施術をさせていただいたAさんの事例でお話ししたいと思います。
まず、全身の姿勢のバランスを診ていきます。
どこの筋肉がバランスを崩していてこの姿勢になっているのか。
下半身だけでなく上半身も含め、全身の調整をしながら全身で比重バランスのとれるカラダに再構築するための施術を行います。
骨を支えているのは筋肉なので、筋肉とその表側にある筋膜をバランスよく再構築することにより骨の歪みも元に戻るという仕組みを使って施術します。同時に痛みの原因になっている原因筋を特定します。特に痛みがある場合は、その原因になる筋肉を特定できたら施術後、痛みはかなりな割合軽減するからです。
痛みがある方にはまずは痛みの度合いを楽にしていくことを最優先にいたします・・・! (^^)
Aさんの場合は膝関節症によくありがちなひとつのパターン、足の外側に位置する筋肉にかなり強固な強張りがあり、その反対に内側の筋肉が極端に弱いという特徴が原因で右膝の内側に痛みが出ていました。
この筋肉図の白い部分、ITB(腸脛靭帯)という靭帯の部分、そしてその前側の小さい筋肉TFL(大腿筋膜張筋)が痛みの特定筋と判別できました。
この筋肉を緩めるため、カラダの繋がりを診ていくと、ITBを緩めるためには前脛骨筋を緩めると同時にバランスをとることができます。
そして、最後に弱くなっている筋肉、この内転筋を強めるための施術を試み、足全体のバランスを整えていきます。
正面からの中心軸のバランス、側面からの左右の中心軸のバランス、また、上半身下半身のバランスを整えることで右膝に重みがかかっていた重心を解除し、筋肉全体で均等に力配分がされるように上半身、下半身、左右のバランスも整えていきます。
60分レメディアルマッサージ施術前と後の写真はこちら!(一度の施術です)
(一度の施術です)
変形性膝関節症 向かって左がBefore、右がAfterです。
Aさんは特に右膝が痛く足を地面に着くたびに膝に激痛がありました。真っすぐ立っているのさえもとても辛かったそうです。膝の開きが幾分改善され、歩くときの痛みがだいぶ軽減しました。