寝たきり生活覚悟から奇跡の回復

2022/01/03

世間の常識は非常識 ?! わたしたちの中に潜む潜在能力、自然治癒力

左初回施術前 と 右1年後の比較写真
左初回施術前 と 右1年後の比較写真

Aさんは約1年前、後頭部をガーンと撃たれた様な発作に襲われそこから身体がいう事をきかなくなってしまいました。

病院にも行きましたが原因不明。
原因がわからないまま、脳外科と整形外科に通院しましたが、一向に良くなる気配はなく、足腰も立たなくなり、ほぼ寝たきりの状態になってしまったそうです。

気持ちも落ち込み、身体も動かず、このまま寝たきりになり動けなくなっていくのだと覚悟を決められたそうです。

その状態を見るに見かねた娘さんがAroma.Ya.SoraにAさんを連れてきてくださいました。

今日はAさんの身体と心がどの様になっていて、そしてどの様な変容を遂げられお元気になられたかのホリスティックアプローチについて書いていきます。

皆さんの希望になりますように。とご本人さんから了解を得て書かせていただきます。

Aさんの既往歴

左1年前 → 右現在 お顔の表情や皮膚の状態まで若返られたのがわかります。
左1年前 → 右現在 お顔の表情や皮膚の状態まで若返られたのがわかります。

Aさんは沖縄生まれの沖縄育ち。現在70代半ばの方です。ご兄弟も多く、早い年齢から自立され、沖縄を離れ寮で暮らしながら手に職をつけ生きてこられました。

ご結婚されてからも身体を使う建設業のお手伝いをされるなど、子育てをしながらも朝から晩までシャキシャキ働く頑張り屋のお母さん。

リラックスするとかのんびりする…なんて事とは無縁の人生だったそうです。
とにかく朝から晩まで働くことが人生。

子育てを終えられてから現在までは八重山伝統のみんさー織、機織りの仕事を30年されています。

30年前に胆嚢のポリープと膵臓のポリープが見つかり大手術を受けられました。

現在、糖尿病と脊柱狭窄症と診断されています。
両足先端まで痺れを感じる坐骨神経痛有り。

血圧の薬、降圧剤とコレステロール値を下げる薬、便秘薬を常用。
睡眠導入剤は20年手放す事ができていない。との事でした。

施術のためのホリスティックな見解とその方向性

左1年前→ 右現在 以前は首の前傾がかなりきつかった事がわかります
左1年前→ 右現在 以前は首の前傾がかなりきつかった事がわかります

既往歴とバイタルサインの検証により、
酸性に傾いた傾向の血液の慢性化と交感神経優位のお身体の特徴が明確になったので、
浄血作用やデトックス作用のあるものと交感神経と副交感神経のバランスを整えるアロマエッセンシャルオイルを選ぶ必要があると判断しました。

しかしながら、初めて受けるアロマセラピーの香りに強く反応してしまい、香りを使わず施術をして欲しいとの事。

施術ベッドの高さやうつ伏せで寝る事も発作の恐怖が蘇るので恐いとの事で、
施術ベッドを低くし、横向きと仰向けの施術で対応する様にしました。

整形外科での施術は首を牽引して全身に電気をかける治療を行っていました。
脊柱狭窄症の症状から好転する様な施術として行われていたのだと思われますが、Aさんにとっては強引に引っ張られている感じがしてその後、反動が出て余計に身体がしんどくなる…

これらの反応から、私はAさんには無理のかからない本人の身体と心に拒否反応が起きない安心してゆっくりリラックスできる、しかし効果的な施術が望ましいと判断しました。
突然の強烈な発作から一転、今まで活動的だった体が動かなくなってしまったことのトラウマもあるように思います。

彼女は今まで相当体や心に負荷をかけて頑張ってこられた方。
要は頑張りすぎの人生だったわけです。そうすることによって人生が機能してきた。
しかし、その方法が通用しなくなった今、どの様にしたら良いのか解らなくなり、心はパニック状態になっているのだと思いました。(病院に行っても良くなっていると感じられなければAさんの様に絶望的になるのは当然だと思います。)
しかし、体はもう、以前の様に頑張れない、再起不能...とある意味強制終了を彼女に宣告したのでしょう...

Aさんには体がずっと求めてきたであろう
自分をゆっくり労わる、身体と心の微細な無意識の反応にまでも優しく関わっていくことという生き方に方向転換をしていく必要があるようでした。
最初は施術を通してAさんを労わるエネルギーを私の側から提供していくことで心地よさとしてしっかり受け取っていただくこと。
このことから自然治癒を促していけるのではないか。と仮説を立てました。

その1.ゼロポイントフィールドの施術により好反応

一回目の施術のbefore →after
一回目の施術のbefore →after

本来はアロマエッセンシャルオイルを選ぶことによって、その時の状態を把握しやすくなるのですが、
Aさんの場合、使用できなかったので、まずはゼロポイントフィールドの施術によって、体にかかってきた余分な力を抜き、体に「空(くう)」をつくり脊柱が自らの治癒力で治ろうとすることを助けるためのスペースを確保する施術を毎回行いました。

通常の施術は施術者が被施術者に力を込める施術をするのが一般的ですが、ゼロポイントフィールドはその逆で、被施術者が自分自身にかけ続けてきた負荷により治癒力を引き出せない原因になっている圧力を抜き、元の状態に戻すことを助ける施術です。

OSHO瞑想の中に「OSHOダイナミック瞑想」という強烈なアクティブ瞑想法があります。その瞑想の中地と天とが一直線になった体の状態の時、覚醒の頂点に達するステージがあります。瞑想を行っていて施術を通してもこの身体と心の結びつきの現象を起こすことはできないか?と編み出したのがゼロポイントフィールド、Aroma.Ya.Soraオリジナルの施術方法です。
瞑想に深く入っている時、わたしたちの自然治癒力は最大限に発揮されているのだと思います。
その状態を施術によって身体をその様な状態に導いていくのがゼロポイントフィールドです。

Aさんの身体はこちらからの力を加えていないため反発せず、脊柱は自身の治癒力で治ろうとする方向に柔軟な反応をしてくれました。

その2.レイキヒーリングがメインのリメディアルマッサージ

一回目の施術before →after。そして2回目の施術のafterと段階的な変化
一回目の施術before →after。そして2回目の施術のafterと段階的な変化

通常の方に行う様な芯に働きかけるリメディアルマッサージはAさんには強すぎると思いましたので、
レイキヒーリングにより筋膜をリリースするようなソフトなリメディアルマッサージを施しました。
うつ伏せの姿勢になることができなかったため、横向きの体制で施術を行います。
また、当初は仰向けになる時間もリミットがありましたので、できるだけ短時間で仰向けの仕上げができるように施術を行いました。

右の写真は一回目の施術のbefore→after、そして2回目の施術後の写真です。
体が以前の歪みに戻らず、段階を経て改善しているのがこの写真でお分かりだと思います。

ここでもゼロポイントフィールド施術同様 Aさんの中に内在していた不必要なエネルギーを解放し、
本来の治癒力に働きかけるようレイキによってアクセスしました。

Aさんの身体の反応は良好で、こちらからのアプローチに素直に応答してくれ、
なんと、2回目の施術で右足の坐骨神経痛による痺れはかなり軽減し、この痺れは時期によくなっていく。とご本人自ら、手応えを感じられたようでした。(*^▽^*)

その3.エクササイズと呼吸

左1年前→現在。姿勢はもちろんすべてにおいて確実に若返っています。
左1年前→現在。姿勢はもちろんすべてにおいて確実に若返っています。

ご本人の中から「この症状は良くなっていく!」と感じられたことはまずは大きな一歩でした。
体とご自身の中にある治癒力への信頼が生まれたことでエネルギーの方向性が定められたのだと思います。

一回一回施術を重ねる度に、体が軽く感じられるようになり、動きが楽になり、家事に費やせる時間が長くなってきた。立っていられるようになった。痛みが軽減している。と仰られるようになりました。

数回の施術を重ねるうち、ご本人も日常で善い状態を保つためにできることはないか?と尋ねてこられるようになりました。
呼吸でリラックスすることと、簡単なエクササイズをお伝えしたところ、実は深呼吸ができないと言われました。

そんなはずはない。と思い、Aさんと向き合い一緒に行ってみたところ、
一生懸命やろうとすると呼吸を止めてしまう癖があることがわかりました。

建設業のお手伝いなど力仕事をしていくうえで、重いものを持ち上げる時は「息を止める」何かに集中するときは「息を止める」癖になっていたということがわかり愕然としました。

そうなのかぁ〜〜〜...

そこから、施術の前にごくごく簡単な寝ながらできるエクササイズと深呼吸を二人で練習してから施術をするようになりました。
施術を受けている間のAさんはとっても深い呼吸ができているのに、深呼吸をしよう。と意識すると
途端に息が止まってしまうのです。

ここもプレッシャーにならないように、できるところから行っていきました。

その4.食事法とメンタルカウセリング

プラントベースのホールフード、ナチュラルハイジーン
プラントベースのホールフード、ナチュラルハイジーン

Aさんの娘さんがナチュラルハイジーンの食事とライフスタイルに変えてから日に日に目覚ましい変化を遂げられていたことから、娘さんと二世帯住宅で住んでいるAさんも娘さんの影響をうけるようになりました。

朝のウォーキングに出かけるようになり、食事もご主人との長い食生活を変えることはできないとの葛藤がありながら以前より野菜を意識した食事を心がけるようになりました。

今まで家族のために作ってきた食事。美味しいと食べてもらいたかったけど、なんの反応もなく黙々と食べることが日常になっていたことへの悲しかった気持ちや子供の頃の食生活や暮らしのことまで
様々な記憶も喚起されるようになり、施術の前や施術の後にお話しくださるようになりました。

Aさんと娘さんの両方の体調や心の状態も良くなるにつれて、母娘との関係性にも良い影響が顕れ始めました。Aさんが頑張ることで生きてこられた故の感覚や感情への蓋が外れ、娘さんに寄り添う気持ちがでてこられたのではないかと思います。娘さんも同時進行で過去への癒しがありました。

このこともAさんの潜在的な自然治癒力を引き出していく上で大きなポイントだったように感じます。

お二人ともお会いする度に表情も雰囲気も明るく解放的になっていかれました。
お母さんはおうちの太陽の様な存在。太陽が明るく輝くことは家族みんなもHappyになることです。

Aさんのホリスティックケアにおいての評価

ホリスティックとは...全体的、統合的なという意味です
ホリスティックとは...全体的、統合的なという意味です

1年前は娘さんの車に乗せてもらい、杖をついてようやくAroma.Ya.Soraにお越しになっていたAさんでしたが、現在、運転免許更新の講習も受け、見事にパス。

一時はご主人から車の運転はもう二度とするな。と止められていたそうですが、お元気になっていかれる姿を見るようになり、それも返上。ご自身で車を運転していらっしゃるまでになりました。

廻りの方々から、若くなった!背筋が伸びて身長が高くなったみたいに見えるけどどうして?
最近とても元気だね〜〜〜!などと声をかけられることが多くなり、嬉しい悲鳴!と仰られています。

「ほんとうにわたし変わりました!」と自ら仰られ、そんなAさんを拝見させていただき私もとても嬉しく思っています。

20年睡眠導入剤を手放せなかったAさんでしたが、最近では自然な眠気が起き、寝すぎるくらいに寝てしまい自分でも驚いているそうです。

当初は施術と施術の間に、あと何日、あと何日...と待ち遠しいこともあったようですが、現在では
自分の体がどこまで施術なしで自分でバランスよく生活ができるか。試してみたい。。。
とすっかりホリスティックライフもご自身のものにされているようです。

Aさんのホリスティックケアは「人間の内側にある潜在能力、自然治癒力は誰でもいくつにな
っても体と心が本来求めている適切な対処法を行うことで引き出されていく。誰もが健康になる潜在的な力を持っている。」ということを証明してくれていると思います。

Aさんは以前の状態に戻り元気になられたのではなく、ありのままのご自身を受け止めながら新たな生き方への変容を遂げられたのだと思います。
老いに抗うアンチエージングではなく、人間は死ぬまで成長...これこそが真のHealthy aging。美しい自然な姿なのだと思います。

出逢わせていただくお一人お一人とのご縁により、私自身もホリスティックセラピストとして経験を積ませていただくことをこの上ない幸せだと思っています。

Aroma.Ya.Soraではお一人お一人の状況、状態に合わせ無理のないところから自然治癒力を促していくサポートを行っています。

この様にその都度じっくりと関わらせていただくので1日2人までの施術で営業しています。

薬や手術を施す病院の治療とも、ビューティを意識したエステティックなサロン、リラックスを目的にしたリラクゼーションのサロンとも違うのでなかなか、認知されずらい業種ですが
ご自身の中の自然治癒力を引き出す自然療法を体験してみたい方、Aさんの様にどこに行っても良くならずに途方にくれてしまっている方、若しくはAroma.Ya,Soraの様な施術のをご自分でできるようになりたいと思っている方...ぜひ、ご連絡をお待ちしています。

⁂ホリスティックの語源は Heal (癒し)holy(神聖な)からきています。全体のという意味を持つ言葉です。