今更ですが…アロマエッセンシャルの選び方お伝えします。
2021/08/25
エッセンシャルオイルを使いこなすには知識ではなく「○○」です。
本日、ホリスティックアロマセラピーのセラピストになるために勉強中の方から受けた質問...
「アロマエッセンシャルオイルの効能が覚えられなくてどこから選んだら良いか、見当がつかないのですがどうすれば良いのですか...?」
彼女は今、施術の勉強中でお友達にモデルになってもらい、施術の練習を始めたばかり...
彼女の質問に私もアロマセラピーの勉強を始めたばかりの当時の自分の事を思い出す...
練習中なので目の前にいるのはお客様ではなく、お友達とは言え、毎回、緊張していたなぁ〜...そして、まだまだ知識のなさに後ろめたく思ったり...
そう、当時の私はアロマセラピーも他の勉強と同じ様に「知識」だと思っていた。
他の勉強が全てそうだったように効能を「知識として暗記」して使いこなすものだと思っていた。
今日の彼女もおそらく当時の私と同じ「学校の勉強の延長上」の様な発想から私に質問したのではないかな...と思う。
潜在的に本能で植物の効能を知っている
しかし...実践していくうちにわかったこと。アロマセラピーの世界は従来、私が経験してきた学習とは全く別ものだった。。。
「知識を詰め込むものではなく、憶えるもの...本能を蘇らせ憶いだすもの」なのだ。
そう。
潜在的に、「本能」でわたしたちは植物達の効能を知っている。
例えば、森や山に行きたくなる時はどんな時だろう...?
清々しい気分になり、リフレッシュしたい、浄化され、気分や体を一掃したいときなのではないだろうか?
森や山のマイナスイオンがわたしたちに与えてくれる恩恵を憶いだす…
この様な感覚を喚起することで適切なエッセンシャルオイルを選別する事ができる。
そこから、心と身体が浄化を必要とし森や山に行きたい時は「樹木系」の香りを求めていると容易に想像がつく…
生理が不順になったり、忙しくしていて心がバサバサし繊細な女性らしさに欠けているなぁ…と感じる時…
新しい恋がしたい、パートナーとの愛を深めたい時などは…
お花の香りを嗅ぐことで、ふわーっとうっとり優しくなれる「フラワー系」の香り…
お花達はわたしたちの女性性、(男性には男性性)を甦らせてくれる働きがある。
風邪をひいて鼻詰まり、喉が痛い咳が止まらなくて苦しい…肩こり、腰痛、筋肉疲労
風邪からくる胃腸障害などを癒したい時は
お薬の様な効能を持つ「ハーブ系」の香り…
食欲があり過ぎて困る、若しくは無さすぎて困る、食べ過ぎて胃の不快感、胸焼けがする、慢性的に胃が弱い、胃に症状が出やすく落ち込みやすいなどの症状がある時は
果物の香りを嗅いで瞬時に唾液が出て食欲の正常化を図り胃腸の消化を高めてくれる「柑橘系」の香り….
などなど…
頭で効能を覚えるのではなく、
まずは症状から今、感覚的に足りていないと思うエネルギーから必要な香りを読み解いていけばよい。
その症状になった原因が解ればオイル選びは、実はこの様にごくごく自然なことなのです。
身体の声に従おう。身体は何が必要かを知っている。
樹木系、フラワー系、ハーブ系、柑橘系とザクッとしたカテゴリーの中から抜粋したら、今度はその中の1番フィットする香りはどれかを選びます。
例えば、主訴から樹木系を選んだ場合、
ジュニパー、シダーウッド、サンダルウッド、ローズウッド、フランキンセンス…
この中の香りを一本ずつ順番に嗅いでみる。
目を閉じて鼻からふか〜く吸い込んでじっくり味わう様に嗅いでみると、脳に深ーくフィットする香りがあるはず。
若しくは、Oリングテストと言って身体の反応をみて1番指の力が強く入るものを選んでも良い。
わたしたちの心の声は毎瞬、毎瞬気まぐれで様々な次元を飛び回るエネルギー習性があるのであてにならないが、身体は正直に教えてくれる。
だから迷う時はなんでも身体の反応に従うと善いのです。
ホリスティックアロマセラピーは魂-生命への活力を与えてくれるもの
気になる症状からの原因が一つに限らない場合、この様なやり方で二つ目、三つ目のオイルを選んでも良いし、
カウンセリング力がついてくると、人間が生きていくためになくてはならない3代欲求、「睡眠欲」「食欲」「性欲」(生理周期を初めとするホルモンバランスから観る)現在の身体、心における自然治癒力を引き出すための鍵と鍵穴の関係性にあるエッセンシャルオイルを選ぶ事ができる。
いずれにしてもその時々に必要なエッセンシャルオイルを見分ける事により、心身に今どんなエネルギーが必要かという事が明覚になり、自分を知る手がかりになり、魂-生命への活力を与えてくれる。