新型コロナウィルスと地球...そしてわたしたち

2020/03/22

2020年地球にとっての大転換の年

宇宙の根源からのエネルギー
宇宙の根源からのエネルギー

現在、みなさんもご承知のように新型コロナウィルスが世界中を騒がせ、前代未聞の展開、地球至上初めてのことが世界中で起きています。
そしてその騒動が人々を惑わせ、恐怖に振るわせ、争いや不安、心配をかきたてるニュースばかりが世の中を流れています...
果たして地球、人類のこれからはいったいどうなるのでしょうか...?
「人類の立場」からこの問題を見たニュースばかりが世間を騒がせています。

今日、ここでは巷に流れるニュースとは全く別の視点から「地球の立場」から観た視点で今回のことをお話してみたいと思います。

今回の騒動に対する新たな視点から安心と希望を見いだし、人類が地球と共に新たな方向にシフトしていくために今回は書きたいと思います。

地球の視点を知るために、まずは地球のなりたちからざくっとシンプルにお話します。もうすでに皆さんもご存じの話を前半部分は書きますが、その部分はどうか...地球の身になりながら読んでいただけたら幸いです。

46億年前の地球の誕生から現在までの様々な変化

地球の誕生
地球の誕生

今から46億年前、地球は誕生しました。しかし、誕生したばかりの地球は温度が1000度以上のマグマに覆われ、生命はとても存在できるような状態ではありませんでした。46億年の歴史の中、環境は様々な変化を遂げ、あらゆる生命の進化と絶滅を何億年も繰り返し、現在の地球、そしてわたしたちが存在するようになりました。

地球ー海ー生命

地球誕生から生命誕生への歴史
地球誕生から生命誕生への歴史

地球が誕生し、進化を遂げ、その2億年後の44億年前にやっと海が誕生しました。
海が誕生し、海が安定するようになり、そこから8億年後の36億年前にようやく初めての生命が誕生したのです。

地球-海-生命…
全ての生命は海から生まれ、海は地球から生まれました。

その後、様々な生命体が生まれ、進化し、絶滅また生まれ、進化、絶滅を繰り返し、現在の動物の原型、脊柱動物が誕生したのが4億年前。
そしてようやく
人類が誕生したのは地球誕生48億年の歴史の中でわずか20万年前のことです。

しかし、48億年たっても変わらないもの…
それは「わたしたちは地球から、海から生まれてきた生命体である…」ということです。

母なる地球から生まれたわたしたちは今も尚、地球と見えないへその緒で繋がりながら生きているのです。わたしたちの血液に海の水と同じように塩分が含まれている、そして女性の子宮、受胎したときの羊水は海です。
その海の中に生命が誕生した4億年前からの歴史を一人の女性の身体の中で40週間のうちに猛スピードで再現されます。

受精卵が分離し始め、魚類ー両生類ー爬虫類ー哺乳類ー人間と一人のお母さんのお腹の中で生命誕生4億年の歴史が40週で完了して人間の赤ちゃんが生まれます。

この地球と生命体との関係はどんなに地球が進化し、変容したとしても
宇宙の法則によって永遠に変わらない関係性、神秘なのだろうと思います。

人類の法則と自然の法則

人類の法則
人類の法則

そこから、今回の新型コロナウィルス、地球、わたしたちの現在を観た時、何が見えてくるのでしょう...

地球誕生46億年の歴史の中、人類が誕生したここ最近の20万年の期間は激動の時期に値していたのではないかと想像ができます。

人類の絶え間ない欲望や野望は進化への加速化も早め、そして地球環境にも人類の進化の過程は大きな影響を与え続けてきた昨今だったのではないかと思います。人類は便利さ、効率、快適さを求め、やがて「経済を軸にした価値観」を構築していきます。
しかし、経済を軸にした思考には分離が生まれ、自と他、善悪、そこから競争が生まれ、やがて恐怖が生まれました。他の生物には類を見ない人類特有の法則、資本主義を中心にした人類の法則の中で生きれば生きるほど本来の地球から、自然の法則からかけ離れ、人類の生き方の軸が「人類社会の法則」になり変わっていったのでしょう...

人類は経済中心の分離された社会生活の中、地球がわたしたちのひとつなる母であることを忘れてしまいました...

それにより、大気汚染、戦争、貧富の差、人種差別、地球温暖化による様々な気象異常現象 地震、台風、洪水、山火事...人類が人類の法則により成長すればするほど、母なる地球は自然の法則により度々波動修正を試みてきたのだと思います。

人類は欲望に歯止めがきかない地球至上初の生命体としての進化と共に本来の母なる地球のバイブレーションとは異質のバイブレーションを地球に放ち続けてきた生き物。
地球にとって初めて自然の摂理と異質の摂理を考案し、その摂理によっての生命活動が地球を土壌として行われてきたのです。

しかし、人類の歴史はこれまた地球48億年の中の長い歴史の中で必然で存在した進化の過程のひとつなのかもしれません。

地球の立場から観て人類のエゴイスティックな思想、行動そしてその結果全てにおいて地球の進化の過程の一部だとしたら、この20万年の人類の歴史の中人類が地球に放たれてきたエネルギーを包括し、さらにまた地球の大転換、進化の時がやっていていると言えるのかもしれません...

その最たる証拠が、地球の地殻変動を促す世界中で起きている大規模な地震。地震は地球の内側からエネルギーが蠢きブルブルとカラダを振るわせ更なる変革をもたらしている動きです。
そして、外側では予想を遙かに上回る台風やハリケーンにより大気が吹き荒れ、大洪水によって水の浄化...大規模な何ヶ月にも渡る山火事により大地は焼かれ、再生しようとしています...

現在までは世界の各地での点在的な天災にみえていました。ほとぼりが覚めればなんとやら。他の地域で起ることは自と他の分離の思考が身についている人類は他人事ですませていました。
が、しかし...2020年、地球はいよいよ全世界一気に一掃させる動きとして新型コロナウィルスという新手の技を投入せざるを得ない状況になったのかもしれません。

自然の摂理によって...自然の法則からみたらほんとうに当たり前のこと、
必然のことが起きただけなのでしょう...

新型コロナウィルスが地球に、人類にどんな影響をもたらすのか...

母なる地球と共に...
母なる地球と共に...

こちらはもうすでに徐々に実感されてきていると思います。
人の動きが制限されることにより、今まで動いていた「余分な経済活動」がストップされてきます。人間の命と経済活動どちらが大切...?という選択に人類は迫られようやく、経済活動をストップせざるを得ない状況になりました。

人間の命を救うために各国は政策を出し、人間が生きて行く上で必要最低限の活動、ライフラインだけを残し、それ以上の動きについては強制的に封鎖する動きになってきました。

ウィルス発症の地、中国武漢では
ウィルス発症から2ヶ月。武漢の生産活動は全面的にストップされました。
その結果大気の汚染が目覚ましく改善。そのことによりウィルスの増殖もストップ。感染が治まってきたのです。
2020年3月18日CNNニュース参照 ↓
https://www.cnn.co.jp/world/35150996-2.html

人の動きが止まり、経済活動が止まると空気が浄化され、地球は再生される...
その結果助かった多くの命があったことがこのニュースには書かれています。
この法則のモデルが既に実行され、結果として示されたのです。

実は地球を汚染してきた元凶を絶つと自然の力で再生するようになっている。汚染していた年数から考えたらたった2か月の封鎖でこれだけの結果が出るというのは、いとも簡単に変化している。という言葉を使っても過言にはならないでしょう。

母なる地球はそのエネルギーを今こそ発揮しようとしているのだと思います。「わたしたちをほんとうに目覚めさせるために...!」

人間社会が独自に育んできた経済活動を初めとする本来の地球には不要なエネルギーをまずはストップさせること、そして、人類の価値観と自然の法則との間の葛藤を通してわたしたちが忘れていたほんとうに大切なことを思い出すこと...

これが今世界中の人類に一気に求められている母なる地球からの最大のギフトなのかもしれません...

人類の思考が放ってきたエネルギーとその影響、そして新たな人類、地球

破壊=再生
破壊=再生

この法則を踏まえて、次に人類がなすべきこと...

人類が葛藤を突き抜け、この法則を本気で受け止めることができたら今まで不必要に抱えていた恐怖はなくなります。
世界中の経済が一気に止まるわけですから、逆に今度は何も恐いものはないはずです。必要最低限の暮らしの中で余分な出費もやがて過酷な労働もなくなるでしょう。
過酷な労働に要していた時間やエネルギーを家族や自分のために使えるようになるでしょう...
この段階に至るまで、そして国は国民ひとりひとりに生活費を支給すべきです。そしてそれは各国共に可能なはずです。(特に日本は!)今までの資本主義思想が崩壊するのですから。
全世界一気に起きた出来事なので紙幣の増版を世界で一気にすることもできます。

その結果、様々に歪んでいた世の中に新たな風が吹き始めるでしょう...
天災の後の感謝、幸福に人類の目覚めが加速されないわけはありません...

自国だけの利益ではなく、人類が世界をひとつに地球全体で物事を観る目が育つまで今回の自然からの報復は終わらないのではないかとも予感されます。

人類は戦争を誘発し、武器を売って自国の経済を潤わせていた馬鹿なことを今こそ辞めるチャンスです。

そしてそのことが悟れてくると、人は天災がむやみやたらに恐ろしいものではないことも心底知ることになるでしょう。

宇宙は陰と陽の法則。
コロナの影響を陰と捉えるなら同じ分だけの陽の解釈が同時にこの出来事の反対の側面に隠されている筈です。

破壊の真反対は再生です。
今回の全世界での破壊に目が向いています。
現在までの人類の根深い思考パターン恐怖、不安に追い詰められる世界観です。
しかし、同じ物事、出来事にはそれに相当する分の真逆のエネルギーが働き宇宙は均衡を保っています。
陰極まれば陽極まる…
破壊の裏側には必ず再生があるのです。
日本人のわたしたちはそのことを特に深くDNAに刻み込まれている国民とも言われています。第二次世界大戦の敗北、原爆を2回、阪神淡路大震災、東日本大震災...と多くの危機を乗り越え再生を繰り返してきたのですから。
もしかしたら、この危機に対して一番辛抱強く向き合える国民が日本人のわたしたちかもしれません...

今こそ、人類も地球も新たな世界に再生、バージョンアップされようとしています。
しかも、全世界規模での大革命。おそらく人類史上初の出来事ではないでしょうか...

人類史上初の全世界的な変容

地球と繋がることは...ほんとうのあなたと繋がること
地球と繋がることは...ほんとうのあなたと繋がること

人類は今まで大事に大事に抱えてきていた恐怖のエネルギーから生み出されていた思考パターンからの解放せざるを得なくなるでしょう。

試しに今から始められる不要な思考のエネルギー解放のコツをお伝えいたします。

例えば、テレビやネットからわたしたちの恐怖を煽るようなことニュースが流れていたとします。
それを今まではあ〜〜こうなんだなぁと鵜呑みにしていたと思いますが、少し離れた意識から、あ〜〜〜、人間の視点からはこうなんだな。と眺めてみます。

そして、今度は改めて地球の視点で同じことを観てみる。

例えば、「首都封鎖!スーパーマーケット、医薬品、
郵便局、銀行、役所、ガソリンスタンド以外の不必要な外出は禁止」

これを今まで通り、人間の視点から見てみると「うわ〜、不便になる。動きが制限されてつまらない生活になるなぁ...世の中はこれからどうなってしまうんだろう...」
この思考でいるときをまず自分の内側で感じてください...

そして次に地球の視点からイメージしてみます。
「みんなが不必要な行動をしなくなれば、人混み(ゴミ)がなくなり、車からの排気ガスが減り、一気に空気が綺麗になるなぁ...。」
そして、地域にスペースができ空気が綺麗になっていることをイメージし、内側で感じてみます。

こちらをイメージしたときのあなたの気分はどうですか?
どちらが気分が良いですか...?

更には後者をイメージしたときに自分の内側にスペースが出来ているのを感じる方もいるかと思います。
このスペースこそ、ほんとうのあなたと奥深く繋がること、地球との接続を取り戻すことができるスペース=無の境地=今ここ=Present moment
と呼ばれている感覚の入り口です。

人類の恐怖のエネルギーが外されたら、わたしたちは即座にほんとうの自分、母なる地球との繋がりを思い出すことができ、本来の自然、平和に戻っていくことができます。

瞑想は難しい、無になることができないから瞑想は向いていないと思っていた人たちも今まで多かったと思います。
が、しかし、今、地球自らエネルギーを最大限に放出してその内なる自分と繋がり地球に繋がるための機会を世界人類に一斉に与えてくれているのです。
もう、いい加減やんちゃは辞めて母の元に安心して戻っておいで...
もう充分わかったでしょう...と。。。

ウィルス感染を人が予防のために行う行動=地球の浄化=わたしたちにとっての住みやすい地球環境が整うことです...

そして、世の中で起きていること、そして全てのニュースをこれからは人類目線ではなく、地球目線に一つ一つ意識的に変化させていくことをしばらくのわたしたちのトレーニングにしていきませんか?

そのことにより今、ここで地球がわたしたちに何を伝えようとしてくれているのか...わたしたちにとってほんとうに大切なことは何なのか。そして、わたしはほんとうは誰なのか...を知ることになるでしょう...

そして、今ひとりひとりが母なる地球のエネルギーとほんとうに同化していくことこそ、わたしたち自身がほんとうに救われ、それが地球への最善の貢献になるのです。

今、ここのわたしたちの内側の光のエネルギーと地球のエネルギーは元々ひとつに繋がっているのですから...